どんよっく(@donyokku)です
少子高齢化社会や年金受給年齢が引き上げられるなど将来に対しての不安があるという人も多いのではないでしょうか。
所得税や消費税など身近なところで国や地方のために税金を払っていますが、その税金は上手く利用されているのか不安です。
こんな将来の不安が募ると少しでもお金を貯めておきたいと感じます。
資産を増やしたい時に投資は有効ですが、投資で得た利益にも税金はかかります。
せっかく増やした利益を税金で取られるのは勿体ないです。こんなときは『NISA制度』を上手く活用しましょう!
NISA
正式には「少額投資非課税制度」と言う『NISA』は、2014年から導入された、株や投資信託、不動産信託を年間120万円までなら非課税で組み合わせて運用できる制度です。
つみたてNISA
『NISA』は自分で商品を組み合わせて購入するシステムですが、2018年からは年間40万円までなら非課税で投資信託を積立てていける積立方式のNISAも導入されました。
比較
NISA | つみたてNISA | |
非課税分(年間) | 120万円まで | 40万円まで |
期限 | 2023年まで | 2037年まで |
適用期間 | 5年間 | 20年間 |
商品 | 株や投資信託、REITなど | 投資信託 |
購入方法 | 自分で購入金額やタイミングを決めることが可能 | 定期的に定額での購入 |
年齢制限 | 口座開設年の1月1日時点で20歳以上 | |
売却 | 自分の好きなタイミングで売却可能 | |
開設口座数 | 1年につき1人1口座 (「NISA」と「つみたてNISA」を1年単位で選択することは可能) |
▽あなたはどっちを選ぶ?▽
同時に2つできない
「NISA」と「つみたてNISA」合わせて年間160万円分も非課税になるのかと思いきや、2つは同時に利用することができません。
NISAの特徴
非課税
なんといっても魅力なのが【非課税】です。
通常投資の利益には20.315%の税金が課せられますが、NISAは非課税範囲内(NISAは年間120万円まで、つみたてNISAは年間40万円まで)なら、それによって得た利益には税金はかかりません。
いつでも売れる!
自分の好きなタイミングで購入分を売ることが可能です。
売って得た利益を繰り返しNISAの購入資金として使うことはできません。
非課税分が余っても翌年に繰り越すことはできない
非課税で購入できる分が余っても翌年に繰り越すことはできません。
▽あなたはどっちを選ぶ?▽
つみたてNISA
20年間非課税!
毎年40万円を上限に投資信託を積み立てていき最長で20年間非課税となります。
一度に40万円は購入できない
年間の上限が40万円といっても一度に40万円分購入はできません。「毎月1回3万円」など定期的に購入し積み立てていく必要があります。
ボーナス月には追加で購入する設定も出来ます。
証券会社や銀行等で購入できる
NISAを始めるには課税分と分けるため新たに口座を開設する必要があります。
口座は証券会社や銀行等で開設することが出来ます。
▽証券会社でNISAを始めてみよう▽
投資のリスクは考慮しよう
いくら非課税といっても、投資は必ず利益が出るものではありません。場合によっては資産が減ってしまうリスクもあります。
こうしたリスクはしっかりと考慮したうえで始めましょう。
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おわりに
NISAで購入できる商品は[株]や日経平均株価に連動する[ETF(イーティーエフ)]、不動産投資を行う[REIT(リート)]などがあります。
購入できる商品の中から利益が得られそうなものを選びましょう。
今年に入り流行している新型コロナウイルスでの生活の変化も相まって老後どころか数年先ですら不安に感じてしまいます。
特別定額給付金を始めとした給付金や助成制度が取り立たされていますが、このように私たちの税金の使い道をもっと明確に示して欲しいと感じます。
ではまた次回。