どんよっく(@donyokku)です
日本には1円~10000円までのお金(貨幣・紙幣)が存在します。
つまり5桁までの数字が使われています。
では世界を見るとどうでしょうか?
各国の最も高額なお札
アメリカ
アメリカ合衆国ドル
アメリカだけじゃなく他の国や地域でも使われ、国際決済通貨や基軸通貨として世界で最も多く利用されている通貨です。
100ドル札(約10000円)がもっとも高いです。
ユーロ圏(ヨーロッパ)
ユーロ紙幣
ヨーロッパにあるユーロ圏で使用される通貨です。500ユーロ札(約60000円)がもっとも高いです。
※ちなみにイギリスは加盟中から独自の単位「ポンド」を使用しています
イギリス
ポンド
50ポンド(約7000円)がもっとも高いです。
中国
人民元
100元(約1500円)がもっとも高いです。
韓国
ウォン
50000ウォン(約5000円)がもっとも高いです。
スイス
フラン
1000フラン(約110000円)がもっとも高いです。
現在世界最高額の紙幣
シンガポール共和国
シンガポールドル
10000シンガポールドル(約800000円)が現在における世界最高額の紙幣です。
世界で一番大きい数字のお札
現在もっとも価値が高いお札は10000シンガポールドルですが、今までの歴史上の最高額のお札は違います。
ハンガリーで1946年に印刷された「10垓(がい)ペンゲー」です。
「10垓」は10の21乗の数字です。「兆」の次の次の単位です。
「世界最高額のお札」としてギネスブックに登録されています。
(2024/10/09 15:24:12時点 楽天市場調べ-詳細)
理由
ハンガリーの人はお金持ち…だったわけではありません。
当時戦争直後でハイパーインフレーションという物価が値上がりしてしまう現象が起こったためです。
「お札1枚の価値」が下がっていたため紙クズ同然。暖をとるのにお札を燃やした人もいたとか…。
お札を印刷しすぎると「価値」と「量」のバランスが崩れてインフレーションが起こってしまいます。
そういったことが起こらないよう中央銀行である「日本銀行」があります。
日本銀行にはこれからもバランスを保ち続けてもらいましょう。
ではまた次回。