どんよっく(@donyokku)です
これまで何回かに渡ってお送りしてきた『株』シリーズ。
このサイトはお金に対するハングリー精神を高める目的がある(笑)ため、資産を増やすための方法として株をおすすめしてきましたが、もちろん良いことばかりではなく資産が減ってしまう可能性もあります。
今回は本格的に株を始めて、失敗して資産が減ってしまう前に「株で失敗しがちな人」の傾向をいくつか挙げていきます。
株は失敗を繰り返して学んでいくもの
はじめに言っておくと失敗をしてはいけないわけではありません。株をしている人で最初から成功して資産を増やしている人は少ないです。多くの人が失敗を繰り返しながら自分に合ったやり方を見つけていきます。その中で利益を出していける人が成功しています。
しかし失敗を繰り返していくものと言っても、失敗をした方が良いわけではありません。失敗の数を少なくした方がリスクは減りますし、より早く成功に近づけることができます。先に失敗しやすいことを知って、それをしないようにリスクを減らしましょう。
株で失敗しやすい人
感情が激しい
損をしていることに怒って保有し続け売り時を逃してしまったり、逆に得をしていて興奮して売り時を逃してしまうなど、熱くなりすぎてしまうと冷静な判断ができません。
一時の株価ではなく、その会社の動きに目を向けよう。
会社の業績を確認したり、今後の成長を見極めることで冷静な判断がしやすくなります。
欲深い
感情が激しい人とも似たところがありますが、欲深いと失敗しやすいです。
「まだ上がるはずだ」、「もう少し損を少なくできるのでは」など欲が深いと成功する場合もあるかもしれませんが、大きな失敗につながる可能性もあることを頭に入れておきましょう。
利益を出したときと損切りの基準を決めておこう。
株を購入する前にあらかじめ、株価が上がったときはいくらで売る(利益を確定させる)か、下がったときはいくらで売って(「損切り」)損をできる限り少なくするかを決めておくと欲に関係なく売買しやすいです。
情報に振り回される
「あの人がおすすめしていたから」や「雑誌に書いてあったから」など有名な投資家や専門雑誌などの情報を鵜呑みにしないようにしましょう。
もちろん、人や雑誌の情報は有益なのかもしれませんが、あなただけでなく他の人もその情報を目にする場合があります。そうなると他の人も同じような売買をして、思うような株価の動きにならなかったりします。
手に入れた情報を自分でも調べてみよう
鵜呑みにしてそのまま売買するのではなく、自分でもその会社や株価の動きなどを調べるようにしましょう。自分で調べてから判断することで、後悔も減りますし感情もコントロールしやすくなります。
過去を気にして切り替えられない
「あの時売っていれば…」、「安かった時に買っておけば…」など過去を気にして後悔してしまい切り替えられない人がいます。
過去を忘れないことは成長につながるために大事なことですが、いつまでも切り替えずにいたら、その気持ちが足かせとなってしまい今後に悪い影響を与えてしまう場合があります。
1つの事例として捉えるようにしよう
株の売買においてはやり直しはききません。過去に起こったことは1つの事例として捉えるようにして、引きずらずに覚えておきましょう。
学ぼうとしない
これは失敗をしないためではなく、失敗をしてからの行動となりますが、「タイミングが悪かったから…」や「不況だから…」など他の要因に責任転嫁して反省をしない人がいます。
自分の行動を素直に認めて、そこから学ぼう
実際にタイミングが悪かったり不況だったのかもしれませんが、売買したのは自分です。原因を探ってそこから自分はどうするべきだったのかを見つめなおして学びましょう。
おわりに
今回は「株で失敗しがちな人」の傾向(タイプ)をいくつか挙げてみました。これを知っておくことで、あなたができる限り損をしないように、【教訓】になれば良いと思います。
せっかくやるからには、失敗をするなとは言いませんが、できる限りリスクを減らし資産を増やしていきましょう。
ではまた次回。