お金雑学

高いのにお得?時間をお金で買う?『時間の価値』について考える。

時間の価値

 

どんよっく
どんよっく
皆さんおはこんばんにちは
どんよっく(@donyokku)です

 

 

 

女性の口コミ
女性の口コミ
セールで安くなってたから1時間かかるスーパーまで買いに行った
男性の口コミ
男性の口コミ
無料クーポンがあったから1時間並んだ

 

こんな経験ありませんか?

 

もちろん安いに越したことはありません。「セール」や「○%OFF」、「無料」になっているものはお得です。

しかし、安いからといって手に入れるために時間をかけるのは、実はをしているかもしれません。

今回は「時間の価値」について考えてみます。

購入の基準

お金をできる限り使いたくないという考え方からいえば「安さ」は魅力です。
しかし、基準の最優先を「安さ」にして購入に時間をかけていたらそれは間違っているかもしれません。

 

購入の基準には「かかる時間」も考慮するべきです。

 

時間の価値

安く商品を手に入れることができても、手に入れるのに費やした時間を当てはめると意外と得ではないかもしれません

30分並んで、無料券で本来300円のアイスを無料で手に入れたとします。

無料でアイスを手に入れることはできましたが結果的に300円のものに30分費やしました。

「時間」を軸に考えると30分の価値は300円となります。

 

「値段」と「時間」のバランス

上の例を見て「30分待っただけで300円のアイスを手に入れたなんてお得!」と思う人がいれば「300円のために30分かけたのは勿体ない」と思う人もいるでしょう。

考え方は人それぞれですが時間とのバランスを考えると、安くても「勿体ない」や「」と捉えることもあります。

自分の基準を持とう

人によって価値の考え方は異なるため自分なりの基準を設けて損得を考えましょう

自分なりの時間の基準

試しに上記のアイスの例をと思った人は、アイスを手に入れるのにかかった時間を「勿体ない」や「損」と思うまで延ばしていってみてください。「得」から「損」に切り替わった時がその人の時間の価値の基準です。

反対にアイスの例をと思った人は時間を短くしていってください。「損」から「得」に変わったときが価値の基準です。

どんよっく
どんよっく
もちろん物が変われば価値の基準も変わるけどね
エスト/EST
エスト/EST
いちいち価値を考えるのめんどくさい!

エスト/ESTのように値段と時間の価値を考えることが嫌だという人は仕事の「時給」を基準に考えてみると良いでしょう。

あなたの「時給」は?

「時間単価」という言葉があります。収入を労働時間で割った1時間あたりの価値のことです。

どんよっく
どんよっく
つまり時給ってことだね

あなたの収入を時給換算したらいくらになりますか?

1時間をかけて手に入れるものが時給以下の値段であるなら、反対に時給以上の値段であるならです。



時間は有限

人はいつか必ず死にます。

エスト/EST
エスト/EST
なに?急に。哲学的な話?
どんよっく
どんよっく
話は最後まで聞きなさい

時間には限りがあります。値段と時間のバランスを把握すれば「お金を出して限りある時間を買う」という考え方もできます。

時間の考え方

時間を買う

例えば洗濯機の購入を悩んでいるとします。

スイッチ1つで洗濯から乾燥まで済ましてくれる20万円の「ドラム式洗濯機」と洗濯機能しかない5万円の「洗濯機」があります。値段だけみればドラム式洗濯機より15万円も安い洗濯機の方が明らかにお得です。

しかしそこに時間も考慮してみます

ドラム式洗濯機はスイッチ1つ押せば乾燥まで終わります。服をしまう作業だけなので10分で済みます。
対して通常の洗濯機はまだ乾いていない服をハンガーにかけて干し、乾いたら取り込んでしまうため作業に30分かかります。

その差は20分です。たった20分かもしれませんが毎日洗濯をすると3日で1時間、1ヶ月で10時間、1年で120時間の差です。

時給1,000円で普段働いているとしたら120時間で120,000円。1年半で180,000円の価値です。ドラム式洗濯機と洗濯機の値段の差が逆転します。

もちろんその時間働くわけではないのでドラム式洗濯機にしたところでお金が増えるわけではありません。しかし、高いドラム式洗濯機を選ぶことで1年で120時間を得ることができると思うと「お金で時間を買う」とも言えます。

 

おわりに

もちろん安くなっていたりお金を使わず無料で手に入るならお得です。決して高いものを買えというわけではありません。

どんよっく
どんよっく
高いから良い物とは限らないしね

しかし「安いから買う」、「高いから買わない」という考えだけでは実は損をしているかもしれない場合があるということです。

もし購入に迷っているなら「時間の価値」も考慮して考えてみてはどうでしょうか。

 

 

ではまた次回。