昔から日本特有の雇用制度として採用されてきた[年功序列]という制度は、勤続年数や年齢が高くなるほど(経験値や能力が高くなるという前提で)役職がついたり給料が上がる仕組みのことです。
ただ、近年はそういった考え方が見直されてきています。
近年の雇用制度
成果主義
能力次第で上を目指すことができますが、逆に言うと「能力がある」と評価されない限りキャリアアップは目指せません。
手取りの減少
長く勤めるだけでは昔ほどの昇給も望めず、それに加え社会保険料が年々上がることによって手取りは減少しています。
そんな時代だからこそ『副業』で収入を増やしましょう！
副業
厚生労働省が平成30年に、副業・兼業の促進に関するガイドラインを作成し国が全体的に副業に関してオープンになってきています。
勤務先が副業を禁止していないかどうか事前に確認しましょう。
始めやすい副業
投資
株や先物取引、FXなどが挙げられます。売買の仕方によっては収入を大きく増やすことも可能ですが損失が出るリスクもあります。
最近の新型コロナによる大暴落で損失です
資産運用という観点から見れば短期売買ではなく長期投資がおすすめです。
YouTuber
動画サイト【YouTube】にチャンネルを開設して動画を投稿すると、再生数に応じて広告を出す企業から広告料が入る仕組みです。
カメラとパソコンがあれば手軽に始めることが出来ますが競争は激しいです。
アフィリエイト
自分のブログやサイトで広告主の商品やサービスを紹介し、読者がそれをクリックし購入することで報酬を貰える仕組みです。
※広告を出しているアフィリエイト会社への登録が必要です
フリマアプリ・ネットオークション
※マナーは守りましょう
ネットを使って手軽にお店を出せる感覚です。自分が不要になったものを売ることで収入を得るだけではなく荷物の整理も出来ます。
Webデザイナー・ライター
インターネットサイトの作成や文章を作成します。
クラウドソーシング
「不特定多数の人に業務を委託する」雇用形態のことです。
▽「特技」を仕事にしてみる▽
自分の得意なことやできることをクラウドソーシング会社に登録しておくことで、そういった仕事を探している雇用者と繋いでくれます。
例えばデータ入力やチラシ作成ホームページ作成など、主にパソコンを通して行える業務を中心に自分の得意なことが生かせます。
※上記の『Webデザイナー・ライター』もこのクラウドソーシングに登録する人が多いようです
通訳・翻訳
外国語を扱えるのならば通訳・翻訳を仕事にすることもできます。
ただ外国語扱えるのはもちろんそれに適した日本語を当てはめるなど日本語力も重要となります。
「月が綺麗ですね」と訳しました
家庭教師
自分の専門分野を生かすなら家庭教師をすることもいいかもしれません。
家庭教師の派遣会社等に登録して家庭教師先を探すようです。
ハンドメイド商品の販売
自分で作った小物やアクセサリーを販売します。お店を構えなくても通販サイトを用いることで手軽に始められます。
LINEスタンプの作成
数年前に流行りましたがLINEスタンプを作って販売できます。
まだ普及率が高いLINEなのでデザインの良いスタンプを作成できれば、収入を得られるかもしれません。
副業で得た収入
副業で得た収入は給与所得として確定申告が必要です。
経費を引いた後の利益が年間20万以上あれば確定申告が必要です。
おわりに
こんな将来への不安を持つ時代だからこそ新しいことへのチャレンジが大切です。
自分の好きなことや得意なことを生かし、副業をすることで不安を少しでも取り除き収入アップを目指しましょう。
ではまた次回。
