どんよっく(@donyokku)です
新型コロナウイルスの影響により世界全体が経済危機に陥っています。
景気後退や失業、倒産、為替大暴落など私たちの家計を圧迫し先行きが不安です。
世界恐慌により資産が減っていく不安。こんなときは『金』を持ちましょう。
金
「かね」では無く、「きん」です。
信用や経済状況により価値が大きく変動してしまう紙幣や株、為替とは異なり、『金』は昔から実在し価値が安定した資産として扱われています。
金を持つメリット
景気に影響されにくい
金は人工的に作り出すことが出来ない資産のため景気による影響は受けにくいです。
不況の時ほど価値が上がる!?
むしろ金は不況の時ほど価値が上がる傾向にあります。
2019年末…1㌘あたり5800円程
2020年3月末…1㌘あたり6300円程
1㌘あたり500円もの差!
※金取り扱い会社によって価格は変動します。
世界恐慌の再来と言われている今ほど金を持つことはおすすめです。
金の価値が上がれば利益が得られる
安定していると言っても金の価値は日々変動しています。購入したときよりも売るときに金の価値が上がっていればその差が利益となります。
デメリット
金の価値が下がれば損をする
購入したときより金の価値が上がれば利益となりますが逆に下がれば損となります。
利息がない
預金は保有期間が長いほど利息がつきますが、金はいくら保有しても利息はつきません。
手数料がかかる
金を取り扱う会社から購入や売却をする時は一定の手数料がかかります。
金は米ドルで取引される
見方を変えればメリットとも捉えられますが、金は米ドルで取引されます。
円の価値が上がる円高時は金の価格は下がり、円の価値が下がる円安時は金の価格は上がります。
盗難の恐れがある
金は持ち運びしづらい物のため保管方法に気を配らなければ盗難の恐れがあります。
購入
金は金を取扱う会社から購入します。
方法
現物を直接買う方法と、毎月の積立で購入し専用の金庫に保管する「純金積立」、また金価格によってリアルタイムで取引できる投資信託「ETF」があります。
純金積立
商社や銀行等でも取り扱っている純金積立は、毎月一定額の積立分で金を購入し、それをグラム単位で売ることも可能です。
金ETF
証券会社等で取引できるETFは手数料が安く保管の心配もありません。株のような感覚で少額で1口単位から取引できますが、株とは異なり分配金はありません。
おわりに
今の経済が不安定な状態では金を持つことをおすすめします。
純金積立やETFで手軽に保管の心配が無いやり方も良いですが、こんな先行きが見えない不安な状況だからこそ実際に手元に置いとくことによって、資産価値だけでなく資産を所有している安心感を得ることも良いかもしれません。
ではまた次回。