私たちは普段買い物をするときにはお金を使います。お金には100円玉や500円玉といった硬貨や1,000円札や10,000円札といった紙幣があります。
当たり前のように日常に溶け込んでいるお金ですが、定期的にデザインや技術が変わっていることを知っていますか?
この度、政府は硬貨と紙幣を刷新することを発表しました。
刷新
2019年4月に政府は500円硬貨ならびに1,000円、5,000円、10,000円の紙幣を2024年度上半期をめどに刷新すると発表しました。
今まで各紙幣で描かれていた肖像画も人物が変わります。紙幣はこれまで偽造防止などの理由でおよそ20年周期で刷新されてきました。現在の紙幣は2004年に登場しています。
次の紙幣では偽造防止策として高精細な透かしを用いたり、紙幣への採用は世界初のホログラムを付加し、お札番号は現在の9桁から10桁に変更となります。
五百円
硬貨は500円玉のデザインが変わります。
図柄自体は大きな変更がありませんが周囲と中心部分で色が異なり、周囲が金色、中心部分は銀色です。
お札
1,000円札から10,000円札まで4種類あるお札の内、1,000円札・5,000円札・10,000円札の3種類のデザイン並びに肖像画が変更となります。
千円札
伝染病予防や細菌学の発展に大きく貢献し「近代医学の父」として知られる北里柴三郎(1853-1931)を採用します。
裏面には葛飾北斎の富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」の絵が採用されます。
五千円札
「女子教育の先駆者」で現在の津田塾大学の創立者、津田梅子(1864-1929)を採用します。
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裏面には花の「フジ」を採用。
一万円札
官僚から実業家に転身し、500もの会社の設立に関わり「日本資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一(1840-1931)を採用します。
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裏面には東京駅を採用。
2004年は千円札と五千円札のみ人物が変わり一万円札は変更がありませんでした。
一万円札の人物が最後に変更されたのは1984年(以前は聖徳太子)。今回40年ぶりに変更となります。
おわりに
でもやはりデザインや色が変わると最初は違和感がありますね。
ただ、慣れればどうってことないでしょう!(笑)
では、また次回。