どんよっく(@donyokku)です
新型コロナウイルスの影響で重苦しい空気が流れている日本。
経済も停滞し、株価も大暴落しました。
しかし、株価が大暴落した今『株』を始める人が増えているようです。
『株』って?
簡単に言えば「会社に投資をすること」です。
正式には「株式」と呼ばれる『株』とは、投資家が株式会社に資金を渡したときに、引き換えに発行される証書のことです。
会社はお金を集める
会社は何か事業を起こそうとするときにはお金が必要となります。
そのお金を投資家から集めます。
株主
利益が還元される
お金を渡して(出資して)、会社が発行した株を貰った投資家を、(その会社の)「株主」と言います。株主は、出資した会社が利益を上げたときには、その利益を一部還元して貰えます。
持ち続けていると、会社が定めた期日毎に、1株当たりに貰える配当金や数百株当たりに株主優待券が貰えます。
株主はオーナーの1人
株主が出資したお金で会社は動いているので、株主は[オーナー]ということです。
株主は会社のオーナーとして、経営方針が聞けたり、発言ができる[株主総会]に参加できます。
上場企業の株を買える
創業者や親族、知り合いなどのお金だけ運営している(上場していない)会社の株は買うことができません。
一般の投資家が株を買うことが出きるのは上場している会社の株だけです。
証券取引所
会社は大量のお金が必要になった場合、知り合いだけでは賄えないので、多くの投資家からお金を集めなければなりません。
そういった場合、会社は証券取引所に上場する必要があります。
株を売買できる市場
証券取引所では、「株を売りたい人」と「株を買いたい人」が集まった、[市場]が形成されています。
会社が資金調達のために、この市場に参入することを「上場」といいます。
日本にある証券取引所は4つ。
- 東京証券取引所(東証)
- 名古屋証券取引所(名証)
- 福岡証券取引所(福証)
- 札幌証券取引所(札証)
株を持っていれば配当金や優待が貰える場合がありますが、株自体に日々変動する価値があるため、投資家はそれを売買することによっても利益を得ることができます。
未上場企業
先ほど説明した知り合いだけでお金が賄えて上場していない会社を[未上場企業]といいます。
ちなみに
未公開株は証券取引所では売買できませんが個人間で取引することは可能です。
市場の種類
市場も4種類あります。
- 第一部(東証一部)
- 第二部(東証二部)
- マザーズ
- JASDAQ(ジャスダック)
これらの市場に会社が上場するには規模や安定性などの条件があり、難易度は上から順になっています。外国からも注目され売買も活発な東証一部に上場することを目指す会社が多いです。
まとめ
- 株とは、投資家が株式会社に資金を渡したときに、引き換えに発行される証書のこと。
- 株主とは、出資して会社が発行した株を貰った投資家のこと。
- 一般に買える株は、証券取引所に上場した会社のものだけ。
- 株を売買する市場は4種類。
今回は『株』の基本を説明しました。
今後も株についてのお話を紹介していく予定です。
ではまた次回。