どんよっく(@donyokku)です
貯金をしたいのに思うように貯めることができない方もいると思います。
そういった方には『先取り貯蓄』がおすすめです。
先取り貯蓄
文字通り『先に貯める』ということです。
例えば給料を貰ったとして使って残った分を貯蓄するのではなく、先に一定分を別口座などに移して残った分でやりくりする方法です。
先に貯蓄をしておくことで自然と一定額を貯めていくことができ、将来の目標も立てやすくなります。
一度貯めたものは引き出さないようにする工夫が必要です。
先取り貯蓄方法
別口座に移す
自分で別の口座に移す方法です。
積立式定期預金
毎月設定した日に設定した金額を普通預金から積立式定期預金へ振り替えてくれる金融機関のシステムです。
財形貯蓄
会社が給与の一部を天引きし金融機関に送金して自動的に積立貯金ができるシステムです。自分の勤め先にそのような制度があれば試してみてはどうでしょうか?
年金保険
国民年金のような義務があるものではなく、民間の生命保険会社などが取り扱っている個人年金です。
老後に貰える分が増えるだけではなく、
[個人年金保険料控除]として控除も受けられるため節税にも繋がります。
控除が受けられる『iDeCo(個人型確定拠出年金)』もおすすめです。
積立投資(投資信託)
一定分が毎月自動引き落としされ、その額で投資信託を買い積立していくシステムです。
証券会社や銀行などが取り扱っています。
資産運用なので預金金利よりも大きいリターンを期待できますが、
その反面運用によって資産が減ってしまうリスクもあるので注意も必要です
控除がうけられる『つみたてNISA』や上記、年金の『iDeCo』も資産運用をしていく仕組みです。
注意
赤字の状態で先取り貯蓄をしない
家計をみたときに赤字を出してしまっていたら貯蓄の意味がありません。
その場合家計を見直す必要があります。
無理な金額を設定しない
無理な金額を設定してしまうと、ストレスを感じたりお金が使えないので出不精になったりと日常生活に支障を及ぼします。無理のない範囲ですることが大切です。
引き出せない場合がある
先取り貯蓄は確実に資産を増やしていくことができますが、積立貯金や年金などの商品によっては自由に引き出せない場合※があります。
※iDeCoは原則60歳になるまで引き出すことはできません
急にまとまったお金が必要という場合に引き出すことができないこともあるので、あらかじめ確認してから始めることが大切です。
先取り貯蓄を準備
無理な先取り貯蓄をして日常生活に支障を及ぼしているどんよっくのようにならないために、事前の準備が大切です。
-
STEP1自分の収入を確認する
自分の手取りがいくらなのかを確認しましょう。
-
STEP2目標貯蓄額を決める
自分がいくら貯めたいのか、期限や金額などできる限り細かく目標を立てましょう。
-
STEP3毎月の貯蓄額を決める無理のない範囲で金額を定めましょう。
-
STEP4方法を決めるどのような方法で貯蓄をしていくのかを決めます。
例:積立預金なのか年金なのか等 -
STEP5(余裕が出てきたら貯蓄額を上げてみる)先取り貯蓄を行っていき、余裕が出てきたら毎月の貯蓄額を増やすことによって、目標に早く近づけたり目標以上の額を貯蓄することができます。
おわりに
『先取り貯蓄』によって先に貯蓄をしておくことで確実に増やすことができます。
様々な方法があるので事前にしっかり確認・準備をし、無理のない範囲で自分に合った貯蓄をしましょう。
一般的な理想は、
収入の2割を貯蓄に回すこと
と言われます。
ではまた次回。