どんよっく(@donyokku)です
前回『株』の基本を紹介しました。
投資家は証券取引所を通じて株を売買します。
今回は投資家がなぜ『株』を買うのかを考えていきます。
株を買う理由
投資家はなぜ株を買うのでしょうか。
利益を得るためです。
投資で一億円以上の資産を得た人のことを億り人と言ったりします。
ただ利益の得方については1つとは限りません。株を売買することで得られる利益には様々な方法があります。
株は手が出しやすい
株の仕組みはとてもシンプルで初めての人にも手が出しやすいため、「投資」方法の1つとしてとても人気があります。
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STEP1口座を開く銀行や証券会社で口座を開きます。
ネットで簡単に開設することができます。 -
STEP2銘柄を選ぶ株を買いたい会社を探します。
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STEP3購入選んだ銘柄の株を購入します。
景気など買うタイミングの見極めも重要です。 -
STEP4保有保有することでその会社から配当や優待を得ます。
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STEP5売却保有している株を売却します。
売却時には景気や購入時の価格も考慮する必要があります。
『株』によって得る利益
値上がり益
株の基本として、需要と供給によって株価は日々変動しています。
購入時より売却時の株価が上がっていればその差が利益となり、この利益のことを「値上がり益」と呼びます。
・購入時の株価…1,000円
・売却時の株価…1,500円
その差額…+500円
一株あたり500円(150%)の利益!
この値上がり益が株取引をする上で一番多くの利益を見込める方法であり、中には一年の間に数十倍の株価になる銘柄もあります。
損益
ただ、逆に購入時より売却時の株価が下がってしまっているとその分、損をします(損益)。
利回り
売買するだけが株ではありません。保有していても利益を得ることができます。
株は銀行よりも「元金に対する利息」である『利回り』が良いからです。銀行に預けていても利息は1%をはるかに下回りますが、株だと銘柄にもよりますが数%の利回りが期待できます。
では株はどのように利回りを得るのでしょうか。
配当金
会社は利益が出た場合に、その利益の一部を株主に還元します。それが「配当金」です。株主は、会社が独自で定めた権利確定日※にその会社の株を保有していれば、業績に応じて決められた配当金を得ることができます。
※権利確定日から2営業日後まで、株を保有しておく必要があります。
配当金は株価の数パーセント程で、値上がり益のような大きな利益は期待できませんが、保有している限りはその期間ごとに手に入れることができます。
しかし注意しなければならないのは、配当金もその会社が独自に定めるため、必ずしも会社の業績が上がれば配当金も上がるわけではありません。
会社の業績が悪ければ配当金が無い場合もある。
ただ、会社の業績に応じて配当金も同じように変動する可能性は高いです。
株主優待
配当金と同じように保有していると権利確定日ごとに、その会社で使える商品券やギフト券、旅行券などの「優待」を貰うことができます。そういった優待を[株主優待]と呼びます。
株主優待は「保有期間1年以上」など、一定期間以上保有しなければ貰えない場合もある。
「利回り」は安定した収入が期待できる
利回りは会社の業績に応じて変動はするものの、保有している限りは権利確定日ごとに得ることができるため比較的安定した収入が期待できます。
まとめ
- 株を買うのは【利益を得るため】
- 株によって利益を得る方法…『値上がり益』、『利回り(「配当金」・「株主優待」)』
仕組みもシンプルで初心者も手が出しやすい株で利益を得る方法は決して1つだけではありません。
損もする可能性もあることから「ギャンブル」に例えられることもある『株』ですが、[0か儲けか]のギャンブルとは少し異なり、0になることは滅多にありません。
私は「株」をギャンブルとは別物だと考えており、ギャンブルと比べてリスクが少ないと思っています。
資産運用の方法の1つとして『株』、検討してみませんか?
ではまた次回。